kaze1 of ホロンハーモニー

風邪よありがとう・1


地球の中心には高熱のマグマの塊があるという。それが噴きだすのが火山である。地球という生命体は中心のマグマと、北極・南極の氷河で(冷熱)バランスをとっているのである。

地球はやはり生きている。人間も体温を保って生きている。

普段ほとんど意識することはないが36度から38度という体温を維持している事実は、まさしく体内にマグマを持っているのである。

このエネルギーは見えない気(宇宙)エネルギーであり、解剖しても出てこない。それがなくなれば死に、冷たくなる。

 先日、NHK朝のテレビ連続小説でこんなシーンがあったらしい。


「さくら」という番組の主人公が高熱を出し、薬を飲んでもなかなかよくならない。そこで保健体育の先生が「自然療法」なる本を持参し「熱というものは下げてはいけない。からだが必要があって熱を出そうとしているのだから、むしろ温めたほうがよい」と後頭部に温湿布をする場面があったそうだ。

「熱がある時は安静にしないで動いたほうがよい」「食欲がなければ食べなくてもよい」という事が語られた。

 熱が下がった主人公は今回の風邪を引いた後は、いつもよりすっきりしていると話していた。


☆ 身心の偏りを戻す

 私も経験していることだが、風邪をうまく経過した後はからだが弾力を回復し、敏感に「若く」なる。

 風邪をひく、熱を出すという現象は身心の偏りを調整する働きがあるのである。人間は身体の使い方・心の使い方に十人十色の個性がある。

 それがたまってくると体に偏りが生じる(ある部分の動きがにぶくなり、筋肉が固く弾力をなくす)。それがピークに近づいたとき、起こる現象が「風邪」である。

 発熱により固まった筋肉・細胞は壊され、溶かされ弾力を回復する。そして高い熱により、増えすぎたばい菌は死滅するのである(高い熱によりがん細胞が縮小していくことが確認されている)。

  西洋医学の常識では「熱」が出たら下げるものであるが、熱は身心の回復要求なのである。

 季節の変わり目・温度変化の際に風邪をひく。これは外界の変動にからだが適応するために起こる現象である。また、過労や筋肉疲労でも風邪を引く。

 これは先に述べたように偏りを熱で溶かすため(身心はまず破壊があってこそ建設が行われるのである)。

また最近多いのは「目の疲労」から来る風邪。強ばった頭・首肩をゆるめるために発熱する。これからの季節におこる夏風邪は「クーラーによる冷え」が原因であることが多い。体内に侵入した寒冷の邪気を追い出すために発熱する。
いずれも風邪・熱の働きは身心の弾力回復である。対処療法として薬を飲んで症状が消えたとしても身心・筋肉の偏り・歪みは戻らない。むしろ潜在化し、別な形で症状が重くなって出てくる。 

 ☆ こころの弾力 

 風邪が治った後、からだが軽く、すっきりしていないなら、経過がうまくいかなかったのである。「熱が出ない、風邪を引かない」だから健康だと自慢している人がいるが、これはむしろ身心が鈍っているのである。からだが古くなった、老化したとみるべきである。

事実そういう人の体はとても固く、ガンコな人が多い。こころの習慣も体に反映されるのだから当然と言えば当然である。 子供の場合はまことに素直でスムースである。熱がさっと上がって、そして用がすめば下がる。3日が経過の区切りである。
まずは熱を恐れず受け入れ経過させてみよう。



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活元運動について

温 法 からだを温める